特集
 
祝・明八野球部準優勝! 〜神宮観戦記〜
 2005年夏第87回全国高校野球選手権西東京予選において、当校は見事準優勝という輝かしい成績をおさめた。
 春季大会ベスト4により第3シードとなった今年は、三回戦からの登場。都立日野高校、都立町田高校、都立立川高校とそれぞれコールド勝ちをし、いよいよ準々決勝となった。
 
【準々決勝 7月24日(日) 神宮球場】
相手は強豪校の堀越高校。
初回に守備の連係プレーのミスから2点を先制され、5回には何とか追いつくものの、6回に1点を奪われ3対2のまま9回へ・・・そして2アウト。ランナー2塁。誰もがだめかと思った瞬間、江川がライトへタイムリーを放ち同点、延長戦へ突入! その後、両校とも毎回得点圏にランナーを進めながらもあと一本が出ないまま、迎えた12回表明八の攻撃。エンドランが成功し、2アウトランナー1塁2塁でバッター1番小町・・・打球が空高く上がりバックスクリーン横に白球が吸い込まれた瞬間、歓声と悲鳴が神宮球場に響き渡った。更にヒットで2点を追加し8対3。その裏に1点取られたものの逃げ切りゲームセット。
3時間32分、堀は181球完投という、熱戦・劇的な試合だった。
《プレイボール》14:19  《ゲームセット》17:51  《点灯》16:50
TEAM
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
明大中野八王子
0
0
1
0
1
0
0
0
1
0
0
5
8
堀   越
2
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
1
4
先攻
明中八王子
後攻
堀  越
投手
投手
土方
捕手
長瀬
捕手
上原
本塁打
小町
本塁打
伊藤(翔)
三塁打
三塁打
二塁打
堀、長瀬
二塁打
 
 
【準決勝 7月28日(木) 神宮球場】
準決勝は、実践学園、八王子高校と強豪校を破ってきたノーシードの都立小平高校。エース堀の疲れが見え制球力に苦しむ中、打線がカバーし、8対5で見事5年ぶりの決勝進出を果たした。
 
《プレイボール》11:35  《ゲームセット》14:16
TEAM
1
2
3
4
5
6
7
8
9
明大中野八王子
0
2
0
0
4
1
0
1
0
8
都立小平
0
3
0
0
0
0
0
2
0
5
 
先攻
明中八王子
後攻
都立小平
投手
投手
宗像、宮地、福本
捕手
長瀬
捕手
糸永
本塁打
本塁打
三塁打
森田
三塁打
二塁打
小町2、江川
二塁打
清水
 
 
【決勝 7月30日(土) 神宮球場】
いよいよ迎えた決勝! 相手は3年連続12回目の甲子園出場を狙う日大三高。
序盤は緊迫した投手戦・・・「明八圧倒的不利」との下馬評を感じさせるどころか明八ペースとなっていく。しかし、得点圏にランナーを進めるもののあと一本が出ず、スコアボードには0が続く。
迎えた6回裏日大三高の攻撃・・・4番多田のホームラン、そして守備の乱れも絡み9失点を期してしまう。
明八は7回に1点、9回に小町のホームランで1点を追加するものの追撃及ばず、13対2で敗退。
結果的に見ればコールドとなる大敗だったが、内容的に見れば前半押していただけに惜しい試合であった。しかし、準優勝という結果は立派なものであり、 明八の試合を見ていて勇気をもらうこともできた。ありがとう、お疲れ様!
これからも甲子園を目指し練習に励み、来年こそは悲願の甲子園出場を果たして欲しい。頑張れ明八野球部!
 
《プレイボール》13:00  《ゲームセット》15:35
TEAM
1
2
3
4
5
6
7
8
9
明大中野八王子
0
0
0
0
0
0
1
0
1
2
日 大 三
0
0
1
0
0
9
1
2
×
13
先攻
明中八王子
後攻
日 大 三
投手
堀、伊藤、江川
投手
大越
捕手
長瀬
捕手
桒田
本塁打
小町
本塁打
多田
三塁打
三塁打
大越
二塁打
小町、江川
二塁打
桒田、千田
   
 
《参考資料:朝日新聞社HP・東京都高等学校野球連盟HP》
 
(18期 落合秀行)
 
 
Copyright Tobukikai All rights reserved.